イムブルビカ®について
イムブルビカ®ってどのように働くの?
自己抗体産生に関わるB細胞の活性化に、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)という酵素が関与しているとされています。イムブルビカ®は、BTKを持続的に阻害することで、慢性GVHDにおける異常な免疫応答を抑制すると考えられています。
イムブルビカ®による治療は、ステロイド剤による慢性GVHDの治療を受けたことのある患者さんが対象となります。詳しくは医師におたずねください。
イムブルビカ®の治療対象となる患者さん
造血幹細胞移植後の
慢性GVHDの患者さん
- ・ステロイド剤の投与で効果不十分な患者さん
イムブルビカ®の治療を
受けることが
できない患者さん
- ● イムブルビカ®の成分に対して、過敏症を起こしたことのある患者さん
- ● 中等度以上の肝機能障害(肝臓の病気)がある患者さん
- ● 以下のお薬を服用している患者さん
- ‒ケトコナゾール(経口剤は国内未発売)
- ‒イトラコナゾール
- ‒クラリスロマイシン
- ‒エンシトレビル フマル酸
- ● 妊婦または妊娠している可能性のある患者さん