WM/LPL について
WM/LPLの検査
WM/LPLの患者さんでは、診断を確定することや、病変がどこにあるのか、がん化した細胞がどのくらい存在するのか、体が治療に耐えられるのか、 などを評価する目的で、次のような検査を行います。
WM/LPLの患者さんが行う
検査
● 採血、採尿
貧血、血小板減少の有無、程度の確認をします
血清IgM値、Mタンパク量を測定し、どのくらいのがん細胞が存在するのかを推測します
腎機能、肝機能などの臓器の機能が保たれているかを確認します
● 心電図、胸部レントゲン検査
心機能や肺の状態を確認します
● 骨髄検査
WM/LPLの診断を確定するために行います
● リンパ節生検
WM/LPLの診断を確定するために行います
● 造影CT検査、PET検査
病変の広がりや大きさを調べます
● 眼底検査
過粘稠度症候群に伴う眼病変の有無を確認します
● 末梢神経伝導速度
末梢神経障害がある場合に行います
● 頭部MRI、髄液検査
Bing-Neel症候群が疑われる場合に行います
(中枢神経浸潤が疑われる患者さん)