イムブルビカ®の
副作用について
イムブルビカ®服用中の
副作用は?
イムブルビカ®の服用時には、治療効果の他に、副作用があらわれることがあります。
自覚症状として
あらわれるもの
- ● 出血
- ● 感染症
- ● 発熱
- ● 発疹 (皮膚にできるぶつぶつ)
- ● 口内炎
- ● 貧血
- ● 疲労
- ● 悪心 (吐き気)
- ● 下痢
- ● 食欲減退
- ● 筋骨格痛 (身体の痛み)
- ● 筋痙縮 (手足のつっぱり)
- ● 眼障害
- ● 息切れや咳
- ● 頭痛
- など
副作用は自覚症状としてあらわれるものと、検査によりわかるものがあります。早い段階で気づくために、主な副作用やその症状について知っておきましょう。
自覚症状の
あらわれにくいもの
- ● 肝機能障害(B型肝炎などのウイルス感染症や、肝不全といった重篤な肝機能障害)
定期的に肝炎ウイルスや肝機能の検査を行います。 - ● 進行性多巣性白質脳症
(JCウイルスによる)
正常な状態だとJCウイルスは何もしませんが、免疫機能が低下していると増殖する可能性があります。
患者さんによっては意識障害、認知障害、麻痺症状が出ることがあります。 - ● 白血球症
[白血球停滞、Leukostasis]
(著明な白血球増多による)
主に肺や脳の細い血管に影響が生じるため、呼吸不全や頭蓋内出血などが
起こりやすくなります。患者さんによっては頭痛や、歩行に障害が出たりすることもあります。
症状の出ない副作用もありますので、
治療中は定期的に血液検査を行い、
副作用が出ていないか確認します。